コロナ禍も長期化し、在宅勤務(テレワーク)が政府からも推奨されています。テレワークのメリットは通勤時間が無くなり、時間を有効活用できる点が大きいですが、前回
「働く世代のための「Withコロナ時代を乗り切るテレワークでの健康管理術(前編)」(運動編)」
「働く世代のための「Withコロナ時代を乗り切るテレワークでの健康管理術(後編)」(運動編)」
で紹介した通り、テレワークで失われた運動量をカバーする努力が「必須」です。今回はテレワーク環境下での食事をどうすればよいかを取り上げます。
運動量が減ったから、単純に食べる量を減らすのは間違い
テレワークで運動量が減った!太った!
そうだ、食事を減らそう!
そう考えがちですが、これは間違いです。
総カロリー摂取量を基礎代謝+運動量近辺にコントロールすることは必要ですが、過剰に主食(ごはん、麺類)を抜いたりすることは栄養バランスを崩し、さまざまな病気の原因となりかねません。
重要なのは総摂取カロリーだでけはなく、3大栄養素をバランスよく摂取することです。
3大栄養素とは?
炭水化物(糖質と食物繊維)、脂質、タンパク質の3つです。
それぞれの詳細については別の回で取り上げたいと思いますが、現在購入できる食品にはこれらの栄養素の含有量が表示されれいます。
それぞれ我々が生命活動や免疫力を維持してゆくにあたり必要な栄養素となっており、「炭水化物(糖質)抜きダイエット」などの過剰なダイエットは栄養バランスを崩し、体調の不調につながりかねない方法となります。
生活習慣病予防の観点でも望ましくない方法です。
3大栄養素理想的な摂取バランスは?
厚生労働省によると健康な成人に目標としている3大栄養素の摂取バランスは
糖質 50~65%
脂質 20~30%
タンパク質 13~20%
とされています。
摂取すべきカロリーを計算し3大栄養素のバランスを守った食生活をするには?
まず、どれくらいの量を食べ、どのような内訳とすればよいのか。これは少々複雑です。
一日の摂取カロリー量の計算方法にも様々な計算方法があります。
また、3大栄養素の摂取バランスの計算方法にも前提となる知識が必要となります。
このシリーズではこれらを順を追って紐解いてゆきます。
次回は、「Withコロナ時代を乗り切るテレワークでの健康管理術(摂取カロリー計算)」と題して特集予定です。